上映作品

ラ・カリファLa califfa

-永遠のフィルム・マエストロ-
エンニオ・モリコーネ特選上映 
Morricone Special Screening×2

モリコーネの甘美なメロディが心に沁みる─。
最盛期のロミー・シュナイダーが許されぬ恋におちる女性を
体当たりで演じた社会派メロドラマが、待望の日本初公開!

かつての仲間だった工場長とストライキの女性リーダーが禁断の恋におちてゆく社会派メロドラマ。32歳の女盛りを迎えた凛々しいロミー・シュナイダーと、『Mr.レディ Mr.マダム』シリーズのウーゴ・トニャッツイが大人の恋を演じる。本作のテーマ曲は、数あるモリコーネのスコアの中でも人気上位曲として知られているが、映画自体は日本ではずっと未公開のままだった。今回ファン待望の日本初公開が実現する。監督は脚本家として活躍し、本作で監督デビューを飾ったアルベルト・ベヴィラクア。

※料金:1,600円均一

監督・脚本
:監督・脚本:アルベルト・ベヴィラクア
撮影
:ロベルト・ジェラルディ
音楽
:エンニオ・モリコーネ
出演
:ロミー・シュナイダー、ウーゴ・トニャッツイ、マリーナ・ベルティ、マッシモ・ファネッリ、ロベルト・ビサッコ

エンニオ・モリコーネ

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ENNIO MORRICONE

1928年ローマ生まれ。幼少の頃からトランペットを習い、その後サンタ・チェチーリア音楽院で作曲を学ぶ。卒業後はイタリアRCAレコードの看板アレンジャーとして活躍し、61年『ファシスト』(未)で映画音楽家デビューを飾った。セルジオ・レオーネ監督の“ドル3部作”(64~66)で注目を集め、同監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(84)で映画音楽家としての地位と名声を確立した。
その後も『ミッション』(86)『アンタッチャブル』(87)『ニュー・シネマ・パラダイス』(88)『バグジー』(91)『海の上のピアニスト』(98)『マレーナ』(00)など数々の名作でその才を発揮。アカデミー賞作曲賞に6度ノミネートされ、『ヘイトフル・エイト』(15)でついに受賞を果たす。その91年の生涯で500本以上もの映画・テレビ音楽を手がけた。2020年ローマで死去。
2023年には愛弟子で親友のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(21)が公開された。