近日上映作品

心の故郷~ある湾生の歩んできた道~

10 / 4 [金] 公開

150分 日本

「老兵挽歌 異郷に生きる」「風を聴く 台湾・九ふん物語」など、これまでにも台湾にまつわるドキュメンタリー作品を数多く手がけたきた林雅行監督が、日本統治下の台湾で生まれた日本人=「湾生」をテーマに製作したドキュメンタリー。

湾生とは、戦前の日本統治下の台湾で生まれ育った日本人のこと。終戦時には、約20万人いたという。彼らは幼少年期、学齢期を台湾で過し学んだ。台湾人の友だちもできた。しかし、戦争の足音と共に、軍事体制の下に。勤労動員にかりだされ少年兵になった引揚げ者も。(1985年から1945年の50年間)日本の敗戦により、強制送還。台湾からの日本人への引揚げは48万人を数える。
日本は戦災で焦土と化していた。引揚者たちは生きていくために必死に働く。子どもたちは日本の学校に転校。やがて日本は高度成長をむかえ、成長した子どもたちは就職、結婚。子どもも生まれ...日本での生活も20年、30年、そして70年。それぞれ80歳を越えている。台湾で生まれ、家族と共に日本に引揚げた湾生たちは、いま幼少期、学齢期を懐かしむ。「いま何をしている?」「元気か?」「僕の学んだ学校は?」「私の遊んだ公園は?」「螢がいたのは?」これは、こうした湾生たちのものがたり。

監督
:林雅行
テーマ曲
:彩愛玲
ナレーション
:川平朝清
イラスト
:森田拳次