7 / 25 [金] 公開
主⼈公・葵を演じたのは、『猿楽町で会いましょう』で第 31回⽇本映画批評家⼤賞・ 新⼈⼥優賞受賞を果たし、
『うみべの⼥の⼦』など数々の作品で主演を務める実⼒派俳優・⽯川瑠華。
⼾惑いながらも⾃⾝の輪郭を探し求める葵の⼼の機微を、ボーダーレスな佇まいと繊細な演技で表現した。
さらに、中島瑠菜を筆頭としたフレッシュな若⼿キャストが脇を固める。
監督は、『スイート』で第 30 回キネコ国際映画祭の国際審査員特別賞、PTA 賞のほか、
モントリオール⽇本映画祭の短編映画最優秀賞を受賞した安井祥⼆。
⽊村⽂乃主演の『紋の光』も現在公開中の、気鋭の映像作家だ。
本作では、全ての⼈の⼼に潜む "⾔葉にならない想い" を、静かな光で照らし出すことを試みた。
⽔泳部に所属する、⾼校 1 年⽣の葵(⽯川瑠華)。 理不尽な上級⽣からの嫌が
らせに耐えながら、黙々と練習に打ち込む⽇々を送っている。
そんな葵には、誰にも⾔えない、もうひとつの悩みがあった。 同級⽣の⽔泳
部員・⽇菜(中島瑠菜)に惹かれる気持ちを持て余していたのだ。
“普通” とは何か、“⾃分らしさ” とは何か。
泳ぎ続けたその先で、葵が⾒つけた答えとは──。