近日上映作品

ケナは韓国が嫌いで

3 / 7 [金] 公開

107分 韓国

熾烈な競争社会。⾃分ではどうにもならない格差。
“ここでは幸せになれない”と感じたケナが新しい⼈⽣を始める物語

現代の韓国社会を舞台に、⽣まれ育った場所で⽣きづらさを感じる⼥性が⼈⽣を模索する姿を描いた映画『ケナは韓国が嫌いで』。⼩説「82 年⽣まれ、キム・ジヨン」と同じ出版社から2015 年に刊⾏され、ベストセラーとなった⼩説「韓国が嫌いで」(チャン・ガンミョン著)を原作に、韓国の若者が直⾯する現実を映し出す。

監督・脚本
:チャン・ゴンジェ『ひと夏のファンタジア』
出演
:コ・アソン『グエムル-漢江の怪物-』、チュ・ジョンヒョク「ウ・ヨンウ弁護⼠は天才肌」、キム・ウギョム、イ・サンヒ、オ・ミンエ、パク・スンヒョン

【STORY】

ソウル郊外で両親と妹と共に暮らす28歳のケナ(コ・アソン)。⼤学を卒業後、⾦融会社に就職し、⽚道2時間かけて通勤している。学⽣時代からの恋⼈ジミョン(キム・ウギョム)は、「⾃分が就職したら⽀える」と⾔うが、そんなジミョンにケナは苛⽴ちを隠せない。だが、ケナの⺟は、裕福な家庭で育ったジミョンとの結婚を待ち望んでいた。⼀⽅、ケナが家族と暮らす⼩さな団地は⽼朽化が進み、再開発が予定されていたが、⺟は転居先の家の購⼊費⽤もケナに頼ろうとしていた。
ソウルの寒すぎる冬、地獄のような通勤、恋⼈との不透明な未来、仲は良いけれど息が詰まるような家族との⽇々ーー。
ここでは幸せになれないと思ったケナは、ニュージーランドへの移住を決意する。