上映中作品

SKIN/スキンSKIN

R15+ 118分 アメリカ

  • 2018年トロント国際映画祭・国際映画批評家連盟賞受賞

一覧で表示

レイシストとして生きてきた若者の苦悩と贖罪を描く、衝撃の実話

反ファシスト抗議を行う人々に、猛然と襲いかかるスキンヘッドの男たち。そのうちの一人の名は、ブライオン・"バブス"・ワイドナー(ジェイミー・ベル)。十代で親に見捨てられ、白人至上主義者グループを主宰するクレーガー(ビル・キャンプ)とシャリーン(ヴェラ・ファーミガ)に拾われ、実の子のように育てられたブライオンは、今やグループの幹部となり、筋金入りの差別主義者となっていた。タトゥーショップで働く彼の体には、鍵十字など、差別的なメッセージを込めたタトゥーが無数に刻まれている。だが、3人の幼い娘を育てるシングルマザーのジュリー(ダニエル・マクドナルド)との出会いをきっかけに、ブライオンはこれまでの自分の人生に迷いを感じ始める。グループを抜け、彼女と新たな生活を始めようと決意するが、前科とタトゥーが障害となり、なかなか仕事につけない。また彼の裏切りを許さないスレイヤー(ダニエル・ヘンシュオール)ら元仲間たちからは、日々脅迫が続いていた。家族の安全と自らの幸福との間で悩むブライオンに、反ヘイト団体を運営するダリル・L・ジェンキンス(マイク・コルター)は、転向を手助けしようと申し出る。ある裕福な女性が、彼のタトゥー除去に資金を提供するというのだ。過去の自分と決別するため、ブライオンは、計25回、16カ月に及ぶ除去手術に挑む。

2003年に米国で発足したレイシスト集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーが辿った実話の映画化。新鋭監督ガイ・ナティーヴは、憎悪の円環からの脱却を図った男を軸に、レイシズムの非道、人間の再生、それを支える社会の寛容を鮮烈に描き出す。

監督・脚本
:ガイ・ナティーヴ
出演者
:ジェイミー・ベル 、ダニエル・マクドナルド、ダニエル・ヘンシュオール、ビル・キャンプ、ルイーザ・クラウゼ、カイリー・ロジャーズ、コルビ・ガネット、マイク・コルター、ヴェラ・ファーミガ

『SKIN 短編』同時上映決定!

skin_short_02_1024.jpg

アカデミー賞短編実写賞受賞作し6/12(金)から『SKIN/スキン』公式サイトにて一週間限定公開した『SKIN 短編』の同時上映が決定いたしました!
※【短編上映付】以外は通常の『SKIN/スキン』のみの上映となります。お間違いの無いようご注意ください。
※『SKIN/スキン』本編とは内容が異なります。
『SKIN 短編』作品概要は下記をご確認ください。

『SKIN 短編』
監督:ガイ・ナティーヴ
原案:シャロン・メイモン
脚本:ガイ・ナティーヴ、シャロン・メイモン
出演:ジョナサン・タッカー、ジャクソン・ロバート・スコット、ダイニエル・マクドナルド
【2018年/アメリカ/カラー/DCP/21分】原題:SKIN
©NEW NATIVE PICTURES

ガイ・ナティーヴ監督が長編映画『SKIN/スキン』の出資を募る意味で、作品の趣旨を理
解してもらうべく作った短編。アメリカにおけるレイシズムの現実に、長編とは異なるアプローチで迫る。白人と黒人の人種問題を、子供の視点を織り交ぜながら強烈な描写と驚愕の展開で観客に問うたこの作品は大きな反響を呼び、企画立ち上げから7年の時を経て長編『SKIN/スキン』が実現した。本作はのちに、2019 年アカデミー賞®・短編映画賞を受賞した。