7 / 21 [金] 公開
昨年 boid より発売となり、坂本慎太郎や町田康に絶賛され、アナログ版であるにも関わらず記録的な売り上げとなった、幻のアーティスト"エクスネ・ケディ"の1974年LIVE音源アルバム「StrollingPlanet'74」をモチーフにした映画企画。70年代に世界を席巻する音楽を発信するも、瞬く間に解散してしまった幻のアーティスト"エクスネ"の大ファンである二人の主人公が、2018年に名古屋で出会い、恋に落ちた瞬間から、4年後に東京で行われるエクスネ・ケディ再結成ライブ当日に至るまでを、鮮烈で艶やかに奏でられる音楽と共に描く青春の物語です。
主人公・イブキ役には、『あいが、そいで、こい』(19)、『スウィート・ビター・キャンディ』(21)、『石がある』(22)で主演を務め、いま注目を集めている実力派若手女優の小川あん、もう一人の主人公・ジュン役は、宮崎監督作『ざわめき』(19)や『北風だったり、太陽だったり』(22)に出演し、主演作『LONESOME VACATION』(23)などの公開待機作が控えるほか、その独特な歌声を活かしミュージシャンとしても活動する藤江琢磨。初めて同じ音楽を愛する人と出会い新たな世界を見つけたイブキと、ミュージシャンとして東京へ進出することを夢見続けているジュン。エクスネの音楽を通じて恋に落ちた二人の、大人になるにつれ変化していく関係性を、実力派若手俳優の二人が瑞々しく演じています。共演には小泉今日子、鈴木慶一、とよた真帆、尾野真千子らベテラン陣が名を連ね、二人を取り巻く個性豊かな登場人物たちを生き生きと演じます。
そして本作は劇中で流れる音楽も主人公の一人。『エクスネ・ケディと騒がしい幽霊からのコンタクト』というアルバムも出したことのある井手健介が、この映画のためにPLASTIC KEDY BANDを結成し、本作の音楽を手掛ける。いつどんな時代の誰しもの心に潜む、かけがえのない音を拾い上げるような、グラマラスでサイケデリックなロックンロール・ナンバーが全編を渡り奏でられ、主人公たち、そして私たちの心を駆け抜けていきます。
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