1 / 10 [金] 公開
西部開拓時代が終焉を迎えつつある1870年アメリカ。泥棒稼業から足を洗い、夫と慎ましく暮らしていたモリー・ペイは、無実の罪により夫を賞金稼ぎに殺されてしまう。亡き夫の名誉のため無実を証明しようとするも、背後に潜む大いなる陰謀に気づいたモリーは、死神に己の魂を差し出すことで復讐鬼と化し「明白なる天命」のもと悪に裁きを下す!
「カンザス・ゾンビ」シリーズなど数多くのインディペンデント映画に出演するシェリー・リペルを主演に迎えた、カンザス州の映画監督オースティン・スネルの長編第2作。マカロニ・ウェスタンとジャッロを融合させるだけでなく、1970年代・往年のグラインドハウス映画の味わいをも現代に甦らせた《狂気の完全復刻西部劇》であり、16mmフィルムコレクターとしての顔を持つスネルのこだわり極まる映像は、1960年代のカメラと16mmのコダックフィルムで撮影された。
19世紀アメリカの街並みを再現したカンザス州ウィチタ・オールドカウタウン博物館と、ミズーリ州リーズサミット・ミズーリタウンリビング歴史博物館で撮影を敢行。『キック・ミー 怒りのカンザス』のゲイリー・ハギンズ監督などカンザスで活動するフィルムメーカーたちの協力を得ながら、2年以上にわたる制作期間を経て2024年に完成を迎えた。
[ 未体験ゾーンの映画たち2025 上映作品 ]
1月10日(金)より上映 ヒューマントラストシネマ渋谷