上映作品

ゲット・インGET IN

豚の王がくる、最悪の王が。

バカンス中に使用人に家を占拠されたポール。立ち退きは困難に陥り、友人に引き込まれた争いは残虐さを極めた惨劇へと発展してゆく。『テリトリーズ』のオリヴィエ・アブー監督による実話を元にした最悪の事件。

自主規制R15+相当
 

監督・脚本
:オリヴィエ・アブー
脚本
:オーレリアン・モラ
出演者
:アダマ・ニアン、ポール・アミ、ステファーヌ・カイラール、ユベール・デュラットル

バカンス中に使用人に家を占拠されたポールとクロエ。立ち退きは簡単に思われたが、覚書に返却規定がなかったため、法の壁が立ちはだかる。怒り狂うポールの前にクロエの昔の友人、ミッキーが現われる。ミッキーは仲間たちとともに、ポールをドラッグやセックスの蔓延するアンダーグラウンドの世界へ引きずりこんでゆく。そして、惨劇の夜。ミッキーたちは占拠された家を襲撃し、ポールとクロエ、仕様人夫婦を半殺しにして、屋内を荒らしまくる。正気に返ったポールはミッキーたちの暴虐に立ち向かおうとするが、それは善良な男の内に潜む暴力・残虐性もまたむき出しにしてゆく。    
フランスで実際に起こった住居占拠事件を元にした凄惨なバイオレンスサスペンス。人間の内に潜む悪意と暴力性を過激なほど見せつけるストーリーに仕上げたのは、『テリトリーズ』〈2010〉のオリヴィエ・アブー監督。もともと、サディズムをテーマに作品を発表してきたアブーの本領発揮というべき作品で、善良で保守的なポールが最後に怒りのままにアドレナリンを全開させるさまは、サム・ペキンパー監督の名作『わらの犬』〈1971〉に通ずるところがある。主演のポール役は、『シリアルキラーNo.1』〈2015〉のアダマ・ニアン。ポールを狂気の道に引き込んでゆく悪の男ミッキーを『ジェシカ』〈2018〉のポール・アミが演じる。