魔法のようなタッチで、見慣れた<ひまわり>や<アイリス>、当たり前にそこにある<星>や<月>が不思議な魅力を放ち、観る者に陶酔感をもたらす画家フィンセント=ファン・ゴッホ。その死には、130年の時を経た今なお幾つもの説が混在し、美術史上最大の謎とされている。そんなゴッホの死の謎に迫ったのが、自身も画家であり、代表作『潜水服は蝶の夢を見る』でアカデミー賞4部門にノミネートされ、カンヌ国際映画祭とゴールデン・グローブ賞の監督賞を獲得した映画監督ジュリアン・シュナーベル。また、脚本は、アカデミー賞名誉賞を授与された、『存在の耐えられない軽さ』などで高名なジャン=クロード・カリエール。ゴッホの謎の死に、一つの答えを提示する。
★『ゴッホ~最期の手紙~』と2本立て上映