月刊少年シリウス(講談社)にて連載中の「はたらく細胞」は、人間の体内を舞台とした清水茜の漫画作品。2015年の連載開始より、その魅力あふれる世界観とキャラクターが人気を博し、2018年にはTVアニメ『はたらく細胞』がオンエアスタート。誰もが共感できる細胞擬人化アニメーションとして、国内だけでなく、全世界において大きな話題となった。
今作は原作コミックス第5巻にて描かれるエピソードを、テレビシリーズのオンエアに先駆けて公開される先行上映版。人間にとって大切な消化器官である腸を舞台に、劇場の大スクリーンでスペクタクル巨編が描かれる。
■ストーリー
そこはあなたの体内。
あなたのために、細胞たちがはたらいている世界。
ある日、白血球(好中球)と赤血球は、迷子の乳酸菌を保護した一般細胞と出会う。乳酸菌を仲間のもとに届けるため、腸に向かう白血球(好中球)と一般細胞。だがそこに待ち受けていたものは、かつて倒した敵との望まざる再会だった。
「僕とキミたちのどちらが正義か、はっきりさせよう」
復活するがん細胞。悪化する腸内環境。そして腸壁の向こうから悪玉菌が現れ、体内は大ピンチに!?
「やめるんだ、がん細胞──!」
がん細胞の計画を阻止し、この世界を守るため、白血球(好中球)たちは最強の敵に立ち向かう!
世界の命運をかけた血戦が、ここに幕を開けた。