上映作品

土本典昭監督作品特別上映

日本を代表する記録映画作家、土本典昭が見つめた水俣病患者たちの闘いの記録

水俣病が公式に確認されてから65年目を迎える今年、ジョニー・デップ製作・主演の映画『MINAMATA─ミナマタ─』が9月23日より公開されます。この公開を記念し、社会的な弱者に目を向けた多くのドキュメンタリー映画を発表しつづけ、水俣病を長期にわたり記録した土本典昭監督の、水俣を描いた代表作品『水俣 ─患者さんとその世界─<完全版>』、『水俣一揆 ─一生を問う人びと─』を特別上映いたします。「記録なくして事実なし」と語る土本監督が見つめた、水俣病患者たちの、人間としての尊厳をかけた闘いの記録をご覧ください。

監督
:土本典昭

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土本典昭(つちもと・のりあき)

1928年岐阜県生まれ。記録映画作家。
岩波映画製作所を経て、1963年『ある機関助士』でデビュー。『ドキュメント 路上』、『パルチザン前史』などを発表ののち、1970年代以降「水俣」シリーズ17本を連作。『よみがえれカレーズ』などアフガニスタン関連作も3本を数える。2008年6月24日逝去。