『新聞記者』(19)、『パンケーキを毒見する』(21)など、話題作を世に送り出しているスターサンズ・河村光庸エグゼクティブプロデューサー企画のもと、有村架純と志尊淳という、名実ともに今最旬の2人が、コロナに打ちひしがれた日本の職場で働く、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士、農家などの人々や、声なき仕事人達の現状をレポートする。監督は、『おじいちゃん、死んじゃったって。』(17)、『さんかく窓の外側は夜』(21)など劇映画をはじめ、CM・MVを幅広く手がける森ガキ侑大。自身としては学生時代以来のドキュメンタリー作品となる。
有村架純、志尊淳という二人の"俳優"が、そのままの"自分"としてスクリーンに登場。「リモートではできない、そこにいなければできない仕事」に従事する「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる保育士や農家といった職業に就く人々を訪ね、体験し、演技ではない、ありのままの言葉や表情で、現代社会の陰影を浮き彫りにし、「人」と「仕事」の在り方について考える。そしてそれは次第に、自分達の仕事―俳優業を改めて見つめるきっかけとなっていくー。役ではなく、一仕事人として、現代社会と向き合う二人の姿に共感し、リアルな感動が巻き起こる。果たして2人が最後に見つけた答えとはー?