時を遡ること約20 年前。イタリアの至宝と呼ばれるモニカ・ベルッチが受ける暴力と、その復讐が招く一夜の悲劇を描いた『アレックス』は、 2002 年の第 55 回カンヌ国際映画祭最大の衝撃作と喧伝され、公式上映の際にはリアルかつあまりにも強烈な描写の連続に途中退場者が続出。全仏 283 館で拡大公開されるや否や動員 60 万人を記録し、イタリア、ベルギー、スイスでも驚愕の動員数を叩き出した伝説的作品。脚本、撮影、監督、編集は『LOVE 3D 』 15) 、『 CLIMAX クライマックス』( 18) など、新作のたびに過激な描写で世界中の映画ファンを挑発し続ける奇才ギャスパー・ノエ。 主演アレックス役で女優生命を賭けて壮絶なシーンを演じたのは『007 スペクター』(15)の最年長ボンドガールとしても近年話題のモニカ・ベルッチ。復讐のため地獄道を疾走する彼氏マルキュスを、当時実際の夫婦だったヴァンサン・カッセル、元彼ピエールはアルベール・デュポンテルが演じる。