上映作品

第22回東京フィルメックス

【料金】

前売券  一般¥1,400-/U-25割¥1,000-
会期中券 一般¥1,900-/U-25割¥1,300-

※特別興行のため、TCGメンバーズカード、各種割引およびご招待券はご利用いただけません。
※株主優待のご招待券はご利用いただけません。

■チケット購入に際しての注意事項
・チケット取扱は会場ごとに異なります。
・平成8年1月1日以降生まれの方を対象としたU-25割チケットがございます。当日会場にて年齢確認をさせていただく場合がありますので、年齢を証明できるものをお持ちください。
・障がい者手帳または障がい者手帳アプリ『ミライロID』をお持ちの方はU-25割が適用されます。(付き添い1名様まで同料金でご購入いただけます。ご入場の際に、障がい者手帳または障がい者手帳アプリ『ミライロID』をチケットと一緒にご提示ください。)
・完売した上映回であっても、状況により追加販売を行う可能性がございます。
・チケットの払戻、交換、再発行はいたしません。また、当日にチケットをお持ちでない方は入場できません。
・チケット・最新情報詳細は映画祭公式サイトにてご確認ください。


作品紹介

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時の解剖学(コンペティション)

1960年代後半と現代のタイ。一人の女性の人生が時を隔てて描かれ、そこに国家の負の歴史が交錯する。『消失点』に続くニンタムロンの長編第2作。ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門でワールドプレミア上映された。

原題:Anatomy of Time [タイ、フランス、オランダ、シンガポール / 2021年 / 118分]
監督:ジャッカワーン・ニンタムロン (Jakrawal NILTHAMRONG )

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砂利道(コンペティション)

ロードトリップに出ている4人家族と1匹の犬。大はしゃぎする幼い弟を尻目に、他の3人は心に口には出せない何かを抱えている……。イランの巨匠ジャファル・パナヒの息子パナーの長編デビュー作。カンヌ映画祭監督週間でワールドプレミア上映された。

原題:Hit the Road[イラン / 2021 / 93分]
監督:パナー・パナヒ( Panah PANAHI )

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永安鎮の物語集(コンペティション)

映画の製作チームが撮影準備のために福建省永安市にやって来たことから派生する物語を3部形式で描く。映画の製作が地方の田舎町に引き起こす幾つかの「波紋」が多面的に切り取られている作品。カンヌ映画祭監督週間でワールドプレミア上映された。

原題:Ripples of Life/ 永安镇故事集 [中国 / 2021 / 123分]
監督:ウェイ・シュージュン( WEI Shujun )

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ただの偶然の旅(コンペティション)

ある島の灯台の光の中でのみ繁殖するとされるロブスター。チベットのラサで出会ったその聖なるロブスターを故郷に帰すため、一人の若い女性が車で旅をするロードムービー。ミュージシャンのリア・ドウが主演を務め、映画の音楽も担当している。

原題:Bipolar/ 只是一次偶然的旅行 [中国 / 2021 / 110分]
監督:クィーナ・リー( Queena LI )

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ユニ(コンペティション)

高校の最終学年に通うユニ。彼女は自分自身に多くの可能性を見出しているが、ある出来事を機に、それが急激に霞んでいってしまう……。10代の少女が直面する葛藤を描いた、カミラ・アンディニの『見えるもの、見えざるもの』に続く3作目の長編作品。

原題:Yuni [インドネシア、シンガポール、フランス、オーストラリア / 2021 / 95分]
監督:カミラ・アンディニ( Kamila ANDINI )

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ホワイト・ビルディング(コンペティション)

1963年にプノンペンに建造された集合住宅「ホワイト・ビルディング」。建物の取り壊しの期日が近づく中、それまで青春を謳歌していた青年と、その家族の姿が描かれる。ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門でワールドプレミア上映された。

原題:White Building [カンボジア、フランス、中国、カタール / 2021 / 90分]
監督:ニアン・カヴィッチ( NEANG Kavich )

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朝が来ますように(コンペティション)

結婚式に出席するため、パレスチナの故郷の村に戻ってきたサミ。しかし結婚式の後、村はイスラエル兵によって完全封鎖され、彼は家族と共に閉じ込められてしまう。『迷子の警察音楽隊』で知られるエラン・コリリンの『山のかなたに』以来となる長編4作目。

原題:Let it be Morning [イスラエル、フランス / 2021 / 101分]
監督:エラン・コリリン ( Eran KOLIRIN )

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小石(コンペティション)

気が短く暴力的な父親とその寡黙な息子。バスに乗り損ねた二人は、灼熱の中、広大な荒野を家に向かって歩き始めるが……。タミル・ナードゥ州マドゥライ出身の俊英P.S.ヴィノートラージの長編デビュー作。ロッテルダム映画祭でタイガー・アワードを受賞した。

原題:Pebbles [インド / 2021 / 74分]
監督:P.S.ヴィノートラージ ( P.S. VINOTHRAJ )

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MADE IN YAMATO(メイド・イン・ジャパン)

神奈川県大和市を舞台にした5本の短編から成るアンソロジー作品。山本英(「小さな声で囁いて」)、冨永昌敬(南瓜とマヨネーズ))、竹内里紗(「みちていく」)、宮崎大祐(「VIDEOPHOBIA」)、そして清原惟(「わたしたちの家」)という5人の気鋭監督が参加。

MADE IN YAMATO [日本 / 2021 / 125分]
監督:冨永昌敬( TOMINAGA Masanori )、清原惟( KIYOHARA Yui )、山本英( YAMAMOTO Akira )、竹内里紗( TAKEUCHI Risa )、宮崎大祐( MIYAZAKI Daisuke )
配給:boid/VOICE OF GHOST

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夜明けの夫婦(メイド・イン・ジャパン)

コロナ禍が終息を迎えた後の日本。夫の両親と同居し、孫を持つことを強く望む姑のプレッシャーに晒されながら生活する夫婦の姿を描く。東京国際映画祭で上映された『At the terrace テラスにて』、に続く、山内ケンジの長編映画としては4本目の監督作品。

Dawning on Us [日本 / 2021 / 135分]
監督:山内ケンジ( YAMAUCHI Kenji )
配給:スターサンズ

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リング・ワンダリング(メイド・イン・ジャパン)

草介はプロの漫画家を目指している青年。ある日、生計を立てている建設現場で、彼は不思議な女性と出会う……。東京の下町を舞台に、過去の記憶と現在とが交錯する幻想譚。ワルシャワ映画祭インターナショナル・コンペティション部門でワールドプレミア上映された。

Ring Wandering [日本 / 2021 / 103分]
監督:金子雅和( KANEKO Masakazu )
配給:ムービー・アクト・プロジェクト

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春原さんのうた(メイド・イン・ジャパン)

パートナーを失ったことをきっかけに、仕事と部屋を変え、新しい生活を始めた女性の姿を描く。『ひとつの歌』、『ひかりの歌』の杉田協士による3作目の長編作品。マルセイユ国際映画祭でプレミア上映され、グランプリ、俳優賞、および観客賞を受賞した。

Haruhara-san's Recorder [日本 / 2021 / 120分]
監督:杉田協士( SUGITA Kyoshi )
配給:イハフィルムズ