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聴覚障害をもつ少年チャンは、聾唖学校に転校する。
転校してまもなく開かれた聾学校の創立 100 周年のパーティーでチャンは会場で踊る少女ベイベイの姿に惹きつけられ、特別な感情を抱く。
ある日、チャンがスクールバスに乗っていると、さっきまで座っていたベイベイの姿がないことに気づく。彼がバスの車内を見回すと、1番奥の座席でベイベイが複数の男子生徒から性暴力を受けているところを目撃してしまう。ショックを受けるチャンに、主犯格の少年シャオグァンはこの性暴力は「ゲーム」である、と語るのだった ―。
台湾の聾唖学校で実際に起きた校内の性暴力事件描いた衝撃作。監督は本作品が長編デビュー作となるコー・チェンニエン。
聾唖学校に転校してきた主人公があるイジメを目撃するが、被害者はその現状を受け入れており、加害者や学校関係者の行動も一向に改善する傾向に無いという地獄絵図に加え、加害者の過去にも衝撃の事実が発覚する。実際にこんなことが起きているのかと信じがたい事実を告発した本作品はまさに台湾版『トガニ』と言われている。