上映作品

アウトサイダーThe Outsider

社会に適合できないミュージシャンの姿を描いた監督第2作にして、珍しいカラー作品。
この作品がきっかけで、タル・ベーラは国家当局より目をつけられることになる。本作以降すべての作品で編集を担当するフラニツキー・アーグネシュが初めて参加。酒場での音楽とダンスなど、タル・ベーラ作品のトレードマークと言えるような描写が早くも見てとれる。日本でも80年代にヒットしたニュートン・ファミリーの「サンタ・マリア」が印象的に使われている。

1981年/ハンガリー/128分│カラー/1:1.37/原題:Szabadgyalog
4Kデジタル・レストア版

監督・脚本
:タル・ベーラ
撮影監督
:パプ・フェレンツ、ミハーク・バル
音楽
:サボー・アンドラーシュ、ホボ・ブルース・バンド、ニュートン・ファミリー、ミネルヴァ
編集
:フラニツキー・アーグネシュ
出演
:サボー・アンドラーシュ、フォドル・ヨラーン、ドンコー・イムレ、バッラ・イシュトヴァーン