上映作品

キム・ギドク特別上映

キム・ギドク、あなたはいったい何者だったのでしょうか。

世界三大映画祭を制覇した鬼才キム・ギドク。
昨年12月、滞在先のラトビアで新型コロナ・ウイルスに感染、60歳の誕生日を目前に二度と帰らぬ人となった。
奇抜な発想と大胆な構成力の脚本、過激な描写に静謐な余韻、キム・ギドクの映画には彼にしか生み出せない魅力があった。
突然の死は彼自身の映画のような想像を絶するエンディングだった。
あっけない別れに言葉を失ったまま、もうすぐ一年がたとうとしている。
そして今年12月、一周忌を迎えるにあたり、彼が残した映画を再びスクリーンで上映することが決定いたしました。
失神者が続出するほどの衝撃で一気に彼の名前を世界に知らしめた『魚と寝る女』、
世界の頂点を極めた『嘆きのピエタ』、そして遺作となった『人間の時間』ほか、
いずれにもキム・ギドク自身が投影されている7作品です。
永遠に鬼才と呼ばれ続けるであろう監督キム・ギドクに、映画館で出会っていただけることを切に願っています。