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お知らせ2021 / 3 / 12 [金]テアトル新宿

【アートハウスの最先端として妥協のない音作りを】テアトル新宿、シネ・リーブル梅田に"odessa"導入決定

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ヒューマントラストシネマ渋谷で好評稼働中の音響システム“odessa”が 東京:テアトル新宿、大阪:シネ・リーブル梅田 に導入する事が決定いたしました。テアトルシネマグループでしか体験出来ない音響体験をお楽しみ下さい。詳細は下記をご確認ください。
また、導入記念としてヒューマントラスト渋谷、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田にて「音」を感じられる特集上映を企画しております。詳細は決定次第ご案内いたします。


1. ~odessa(オデッサ)とは~
2. 特徴
3. 導入機材
4. 更なるこだわり
5. 導入日




  1. ~odessa(オデッサ)とは~  

optimal design sound system(+α)の略。
「劇場ごとに最適化されたサウンドシステム」に「劇場独自の映画体験が付加される」という意味。
セルゲイ・エイゼンシュテイン監督『戦艦ポチョムキン』にあるオデッサの階段シーンが、モンタージュ理論を確立した映画史におけるターニングポイントとされていることから、この音響システムが、東京テアトルの新たな歴史を作るものとしたいと考え、名付けました。




  2. 特徴  

メインシステムは、コアキシャル(同軸)型3ウェイ・シネマシステムを導入。高域・中域を1箇所から出力する事により、位相干渉を無くし、距離による偏差を少なくしています。また地を這うような低域が特徴的な2つのウーハーから出力されます。サラウンドスピーカーは、メインシステムと音色を揃えるためにコアキシャル(同軸)型に設計され、サブウーハーは劇場の環境に合わせ最高のポテンシャルを発揮できるように設計され、従来の劇場クオリティから一段グレードアップしたスタジオクオリティで音響体験できる環境となりました。




  3. 導入機材  


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3ウェイ同軸型メインシステム
テアトル新宿:3台/シネ・リーブル梅田:3台

日本の劇場で初導入となった3ウェイ同軸型メインシステムは広帯域で高精細な再生音が特徴。
最短距離で正確な音を届ける事で最前列でも最後列でも最適な音響環境で楽しめる事が可能。
■仕様 許容入力 AES:LF600W/MF500W/HF80W 連続:LF1200W/1000W/160W ピーク:LF2400W/2000W/320W 感度(1m/1w):LF94.5dB/MF99dB/105dB  クロスオーバー周波数:500Hz/1.2kHz 寸法:1400(H)×470(W)×570(D)mm
■特徴 ・MF/HF 同軸2 ウェイ(MF;12”+HF;1.4”) ・LF fs35Hz 12”ラジアルシャーシー ・18mm 厚MDF を使用した強くて頑丈なエンクロージャー

サブウーハーシステム_1024-640.jpg

サブウーハーシステム
テアトル新宿:2台/シネ・リーブル梅田:1台

最大音圧レベル141dBのウーハーは体に音を感じる音圧の出力が可能。作品の世界観を広げる事の出来る理想的なサブウーハー。
■仕様 許容⼊⼒:(AES)3200W/(連続)6400W/(ピーク)13600W 構成:18 インチペーパーコーンドライバーx2 インピーダンス:4Ω クロスオーバー:120Hz  感度:(1m/1W);100dB ⼨法:600H)x1200(W)x600(D)mm
■特徴 ・表裏に特殊コーティングされた超強力ドライバー使用 ・18mm 厚MDF を使用した強くて頑丈なエンクロージャー

サラウンドスピーカー_1024-640.jpg

サラウンドスピーカー
テアトル新宿:12台/シネ・リーブル梅田:10台

テアトル新宿、シネ・リーブル梅田共に劇場のキャパと作りに応じてユニットのサイズを変更。
また、劇場環境に合わせた台数を設置する事により、包み込む音の広がりが可能となった。
■仕様 使用ドライバー:LF;12インチ/HF;1.4インチ(テアトル新宿)、LF;8インチ/HF;1インチ(シネ・リーブル梅田)型式;バスレフ式同軸2ウェイシステム




  4. 更なるこだわり  

■テアトル新宿

① 映像と音響のクオリティを追及

スクリーン_1024-640.jpg

スクリーンの変更

スクリーンをSevertson社のSAT-4K(ファブリックスクリーン)に変更。特徴となるポイントはつなぎ目の無いシームレスである事と従来のスクリーンで見られた音抜けの穴を廃したノンパーフォレーションスクリーンを採用した事により映像美が格段に向上。また、材質がファブリックに変更になった事で全帯域の音抜けの良さから来る、高域までストレスフリーな音響を実現。
※ゲイン1.18、視野角160

スクリーン裏に黒生地追加_1024-640.jpg

スクリーンサイズ/ブラックバッキングの導入

お客様の視認性の向上を目指し、スクリーンの大きさを30㎝拡張(縦幅)。小さなサイズ変更ではあるが、大きな感動を生むため細部まで拘った作りとした。
また、スクリーンの裏面に日本初導入となるブラックバッキングを導入した事により、高コントラストの映像が実現。

② スピーカー位置、台数の見直し

スピーカー位置_1024-640.jpg

サブウーハー1台、サラウンドスピーカー4台を追加。センターからサラウンド、バックサラウンドまでナチュラルな音の繋がりを可能にした。

■シネ・リーブル梅田

シネ・リーブル梅田が追い求めたものは精密かつ繊細な音響調整。多ジャンルの作品を上映する劇場の特色を考慮し、アクション、ラブストーリー、ドキュメンタリーなど様々なタイトルに対応できる環境を整え劇場を包み込む様な音響体験を提供いたします。


■odessa Live field(オデッサ ライブ フィールド)の導入

『odessa Live Field 』はodessaサウンドのため特別に開発された音場特性エミュレーション機能です。最先端のサウンドプロセッサQ-SYS(※)に音場シミュレーターを組み合わせ、映画館の空間をコンサートホールやライブ会場のような音場(音の響き)に変化させます。音楽コンテンツやライブイベントなどで今までにない臨場感でodessaサウンドを体感できます。
※Q-sysとは信号処理回路やユーザーインターフェイスを自由にデザインできるQSC社最新のサウンドプロセッサです。全ての信号は32ビット小数点処理され新次元の解像度とダイナミックレンジを実現しています。外部の映像器機制御もQ-SYSユーザーインターフェイスに統合しオペレーション負担を軽減します。




  4. 上映形態  

odessaの魅力をより知っていただく為の上映カテゴリを追加。


オデッサボリュームプラス
odessa vol+

odessaの特徴に加え、さらに音を堪能するためにボリュームをプラス。
odessa vol+では耳だけではなく、全身で音を体感していただきます。
音に包まれる新感覚音響体験をぜひお楽しみください。


    オデッサミュージック
odessa music

音楽用に調整されたodess music。映画のカテゴリでは収まらない、楽曲データやハイレゾ音源など様々なコンテンツもライブハウス以上の環境で体験が可能


  クリエイターズ オプティマイゼイション
creator's optimization

監督や音響スタッフなど、作品の製作に携わった方に調整いただいた音響にて上映。
クリエイターお墨付きの音響体験をお楽しみいただけます。




  5. 導入日  


■テアトル新宿 2021年3月23日(火)
上映作品情報:https://ttcg.jp/theatre_shinjuku/movie/


■シネ・リーブル梅田 2021年3月30日(火)
上映作品情報:https://ttcg.jp/cinelibre_umeda/movie/


今後のラインナップに乞うご期待下さい。

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