近日上映作品

アニエス・ヴァルダをもっと知るための3本の映画

1 / 31 [金] 公開

119分・80分・79分 フランス

映画を愛し、人生を愛し、生涯現役を貫いたフランス人監督 アニエス・ヴァルダが遺した、宝石のような映画たち。

・アニエスによるヴァルダ(2019年/119分)
・ラ・ポワント・クールト(1954年/80分)
・ダゲール街の人々(1975年/79分)

2019年3月29日、映画史にその名を刻む女性監督アニエス・ヴァルダがパリの自宅で永眠した。享年90歳。前月にはベルリン映画祭の公式上映で元気な姿を見せたばかりで、突然の訃報だった。遺作となった『アニエスによるヴァルダ』は60年以上に渡る創作の歴史を、自ら語り尽くすセルフ・ポートレイト。そのチャーミングな人柄と、時代をけん引してきた力強さに、心揺さぶられるドキュメンタリーだ。
本作の公開に際して、ヌーヴェルヴァーグ誕生前夜の伝説的劇映画デビュー作『ラ・ポワント・クールト』、事務所兼自宅を構えるパリ14区の商店街を点描したドキュメンタリーの傑作『ダゲール街の人々』も本邦初公開。

監督
:アニエス・ヴェルダ

アニエスによるヴァルダ

agnesvarda_1024main.jpg

長編デビュー作から、世界の映画賞に輝いた前作『顔たち、ところどころ』までの地震のキャリアを振り返る集大成的作品。
飽くことのない好奇心と情熱をもって、死の直前まで捜索活動を止めることのなかった彼女の、未来へのメッセージ。
〈第69回ベルリン国際映画祭 正式出品作品〉

ラ・ポワント・クールト

lapowant_1024main.jpg

ゴダールの『勝手にしやがれ』よりも5年、トリュフォーの『大人は判ってくれない』よりも4年も早く制作された伝説的作品。
南仏の海辺の村を舞台に、生まれ故郷に戻ってきた夫と、彼を追ってパリからやってきた妻。
終止符を打とうとしている一組の夫婦の姿を描く。

ダゲール街の人々

dagail_1024main.jpg

パリ14区、モンパルナスの一角にあるダゲール街通り。その通りには肉屋、香水屋…、様々な商店が立ち並ぶ。
その下町の風景をこよなく愛したヴァルダが完成させたドキュメンタリー作家としての代表作。
人間に対する暖かな眼差しと冷徹な観察眼を併せ持った真骨頂。