近日上映作品

≪デジタル・リマスター版 特集上映≫ ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち

3 / 13 [金] 公開

偉大なる音楽家 ミシェル・ルグラン
音楽と映像が幸福に結びついたヌーヴェルヴァーグ時代の代表作7作品を一挙上映!

・『ローラ』LOLA
・『5時から7時までのクレオ』 Cléo de 5 à 7
・『女は女である』Une femme est une femme
・『女と男のいる舗道』Vivre sa vie
・『シェルブールの雨傘』LES PARAPLUIES DE CHERBOURG
・『ロシュフォールの恋人たち』LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT
・『ロバと王女』PEAU D'ANE

2019年1月、この世を去ったフランス音楽界の巨星ミシェル・ルグラン。50年代に創作活動を始めて以来、数多くの名作を遺してきた彼の作品の中から、50年代後半若き映画人たちの起こした映画運動"ヌーヴェルヴァーグ"の監督たちとのコラボレーション作品群を特集。
盟友と呼ばれたジャック・ドゥミ監督との初タッグ『ローラ』('61)を始め、言わずと知れた伝説的名作『シェルブールの雨傘』('64) 、ジャン=リュック・ゴダールとコンビを組んだ『女は女である』('61)、アニエス・ヴァルダの『5時から7時までのクレオ』('61)他、珠玉のフランス映画たちがスクリーンに甦ります。


ローラ

『ローラ』main.jpg

フランス西部の港町ナント。キャバレーで踊り子として働くローラは、7年前に姿を消した初恋の人ミシェルを待ち続けている。そんなローラを想い続けていた幼馴染のローランは、10年ぶりの再会で告白するも振られてしまう。
撮影後にヒロインの唇の動きに合わせて作曲された劇中歌をはじめ、創意工夫が施された、名コンビ誕生の記念碑的作品。

5時から7時までのクレオ

『5時から7時までのクレオ』main.jpg

シャンソン歌手のクレオは、自分がガンかもしれないという不安と恐怖から占い師を前に大粒の涙を流す。時刻は5時。検査結果が分かる7時までパリの街をあてどなく歩くクレオ。ふと立ち寄った公園でアルジェリアからの帰還兵と語らうことに。
作曲家ボブに扮したミシェル自身による才気煥発の演奏やアニエス・ヴァルダ作詞による劇中歌など珠玉のメロディが満載。

女は女である

女は女である300dpi_10x16cm_2.jpg

キャバレーの踊り子アンジェラは、今すぐにでも子どもが欲しいと思っている。しかし恋人のエミールはそんな彼女に戸惑いを隠せない。そんな最中、アンジェラに想いを寄せていた青年アルフレッドが現れる。
“登場人物が歌わないミュージカル・コメディ”という発想に基づいて作られた多幸感溢れるサウンドトラック。

女と男のいる舗道

女と男のいる舗道.jpg

パリのあるカフェで、ナナは夫と人生を語りあった末に別れることに。家賃も払えないほどの生活に陥ったナナは街で男を誘い売春をするようになる。やがてナナは、見知らぬ男たちと関係を持つのに無感覚になっていく。
主題に対して11の変奏曲が用意されるも、使用されたのは、そのうちわずか8小節。全編にわたって鳴り響く、哀愁漂う悲痛な旋律。

シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘.jpg

港町シェルブールで、ささやかだけれど美しい恋を育む自動車修理工の若者ギイと傘屋の少女ジュヌヴィエーヴ。ある日、アルジェリア戦争の徴集礼状がギィに届き、二人は離れ離れとなってしまい―。
全編、歌が台詞に取って代わった“音楽と言葉の結婚”が実現したミシェル・ルグランの代表作にして最高傑作。

ロシュフォールの恋人たち

ロシュフォール.jpg

軍港の町ロシュフォールにめぐってきたお祭の季節。旅芸人たちはお祭の準備を始め、美しい双子の姉妹は新しい恋の予感を感じ思わず歌い出す。町中が沸き立つ週末に新たな恋が生まれ、かつての恋が再燃する―。
めくるめくオーケストレイションによって、鮮やかに彩られた華麗なる“ルグラン・サウンド”のショーケース。

ロバと王女

ロバと王女メイン.jpg

宝石を生むロバのおかげで裕福な王室。「私より美しい女性と再婚して」と遺言を残し、お妃が亡くなり、王様は世界で一人だけお妃より美しい王女に求婚するが困った王女はロバの皮に身を隠す―。
弦と木管楽器を中心とした編成で、ペローの原作に漂う幻想的な世界を演出。ハープのグリッサンドが、妖精の登場を際立たせる。