111分 オーストラリア・アメリカ・トルコ 東京テアトル配給作品
水脈を探し当てる職人(ディバイナー)のオーストラリア人ジョシュア・コナー(ラッセル・クロウ)は、ガリポリの戦いから4年後、戦争で行方不明になった3人の息子たちの最後を知るため、トルコへと旅に出る。
遠い異国の地で捜索は困難を極めたが、コナーの決意は決して揺らがない。
そしてイスタンブールで宿を営む美しい女性アイシェ(オルガ・キュリレンコ)や、息子たちと戦ったトルコの英雄・ハーサン少佐らの助けを借りながら、コナーは他者を許すこと、そして自分を許すことを知り、ついに一縷の希望を掴むのだった。
ラッセル・クロウ初監督・主演最新作となる本作は、第一次世界大戦中13万人以上の戦死者を出したトルコ・ガリポリの戦いを、実話をベースにオーストラリアとトルコの双方の視点から描かれている。
哀愁漂う父親を見事に体現したのは本作の監督であり、『グラディエーター』『ノアの方舟』のラッセル・クロウ、宿屋の女性アイシェを『007/慰めの報酬』『オブリビオン』のオルガ・キュリレンコが演じているほか、実力派俳優が脇を固めている。