東京テアトル配給作品

オーバー・フェンス

112分 日本 東京テアトル配給作品

オダギリジョー×蒼井優×松田翔太 『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、佐藤泰志三部作の最終章

函館の短い新緑の季節を舞台に、人々が愛を探し求め、その瞬間を切り取った大人のラブストーリー。

監督
:山下敦弘
出演者
:オダギリ ジョー、蒼井 優、松田翔太、北村有起哉、満島真之介、松澤 匠、鈴木常吉、優香

<東京テアトル70周年記念作品>

STORY

妻子のためという名目で家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ東京から故郷の函館に戻っていた。職業訓練校の実習と学科対抗ソフトボール大会の練習を惰性で繰り返す白岩は、仲間の代島に連れられ入ったキャバクラで、鳥の動きを真似る風変りな若いホステス・聡(さとし)と出会うのだが…。

INTRODUCTION

佐藤泰志文学、函館三部作最終章として佐藤自身が小説を諦めかけ、函館の職業訓練校にて送った日々の経験を基に執筆した最後の芥川賞候補作品「オーバー・フェンス」(「黄金の服」所収 小学館)が遂に映画化。主演は、国際舞台の第一線で活躍する俳優 オダギリ ジョーが元サラリーマンの職業訓練校生・白岩を演じる。ヒロイン・聡(さとし)には、抜群の演技力と存在感を放ち続ける蒼井優が風変わりなホステス、“鳥になりたいと願う女”を体当たりで演じきる。また白岩に興味をもつ職業訓練校生の代島を、その独特の空気感で人気を集める松田翔太が扮する。 メガホンをとるのは、邦画界で最も新作を熱望され、2016年は本作と『ぼくのおじさん』と連続公開を迎えた山下敦弘監督。