学生時代にラグビーで青春を謳歌したのはもう 60 年ほど昔の話。光り輝いていた青春時代はもうはるか遠い記憶の彼方。いまや後期高齢者となり、家族に疎まれながら淋 しい日々を悶々と過ごしていた織田桃次郎(藤竜也)76 歳。そんなある日、当時のラグビー部でいつも自分たちを励まし続けてくれたマネージャー・桜(山口果林)との再会から、彼女が経営するデイサービス"桜ハウス"が倒産の危機と知り、救済のため力を貸すことを決意する。元ラグビー部の仲間たちを集結させた桃次郎だが、銀行から融資を受けるには"桜ハウス"の加入者を増やすことが必要だった。今の自分らが出来ることはと、試行錯誤の末、「チームさくら組」として老若男女のスポーツ"ゲートボール"大会で優勝を目指すことにかつてラグビーで培った肉体は見る影もなく、小バカにしていたゲートボールの奥深さに、練習段階から早くもギブアップ寸前。だが、ゲートボールもラグビーの<ワン・フォ ア・オール オール・フォア・ワン>の精神に通じるチーム競技である事に気づき、 熱血ジジイたちの快進撃が始まる!
<チームワーク>で立ち向かう「チームさくら組」の爺さんたちの戦いの結末はいかに!