当劇場は、東京テアトルシネマグループ映画館の先駆けとして、日本初導入となる音響システム「odessa」をシアター1に導入いたしました。
1.odessaの特長
2.導入機材
3.odessaの上映形態
4.odessaの名称の由来
メインシステムは、コアキシャル(同軸)型3ウェイ・シネマシステムを導入。高域・中域を1箇所から出力する事により、位相干渉を無くし、距離による偏差を少なくしています。また地を這うような低域が特徴的な2つのウーハーから出力されます。
サブウーハーは劇場の環境に合わせ最高のポテンシャルを発揮できるように設計。
従来の劇場クオリティから一段グレードアップしたスタジオクオリティで音響体験できる環境となりました。
[特長]
・MF/HF同軸2ウェイ(MF:12インチ、HF:1.4インチ)
・LF Fs35Hz、12インチラジアルシャーシー
・18mm厚MDFを使用した強くて頑丈なエンクロージャー
[仕様]
・許容入力
AES:LF 600W/MF 500W/HF 80W
連続:LF 1200W/1000W/160W
ピーク:LF 2400W/2000W/320W
・感度(1m/1w):LF94.5dB/MF99dB/105dB
・クロスオーバー周波数:500Hz/1.2kHz
・寸法:1400(H)×470(W)×570(D)mm
[特長]
・表裏に特殊コーティングされた超強力ドライバー使用
・18mm厚MDFを使用した強くて頑丈なエンクロージャー
[仕様]
・許容⼊⼒:
AES:3200W
連続:6400W
ピーク:13600W
・構成:18 インチペーパーコーンドライバーx2
・インピーダンス:4Ω
・クロスオーバー:120Hz
・感度:(1m/1W):100dB
・⼨法:600(H)x1200(W)x600(D)mm
[特長]
・同軸2ウェイドライバーの採用
・広帯域で高精細な再生音
[仕様]
・使用ドライバー:LF 6.5インチ、HF 1インチ
・型式:バスレフ式同軸2ウェイシステム
odessaの繊細な調整により、上映作品の魅力をさらに引き出した4種類の上映カテゴリーを新設。
odessa theatre
高域、低域を1つのスピーカーから出力することにより、従来スピーカーでは再現できなかった正確な音域を全席で解放。セリフや環境音をより正確に伝えることで、映画の持つ感情をよりリアルに、より鮮明に、お届けいたします。
odessa vol+
さらに音を堪能するためにボリュームをプラス!耳だけではなく、全身で体感していただきます。
音に包まれる新感覚音響体験をぜひお楽しみください。
odessa music
【odessa】の真髄はここにある!さながらそこはライブハウス!!
カスタムスピーカーの性能を存分に発揮した【odessa music】では設定にもこだわりを!【odessa music】用に調整されたスピーカーから溢れ出す音にあなたは痺れ、酔いしれる!
creator's optimization
監督や音響スタッフなど、作品の製作に携わった方に調整いただいた音響にて上映。
クリエイターお墨付きの音響体験をお楽しみいただけます。
「劇場ごとに最適化されたサウンドシステム」に「劇場独自の映画体験が付加される」を意味する
optimal design sound system(+α)の略。
セルゲイ・エイゼンシュテイン監督『戦艦ポチョムキン』にあるオデッサの階段シーンが、モンタージュ理論を確立した映画史におけるターニングポイントとされていることから、この音響システムが、東京テアトルの新たな歴史を作るものとしたいと考え、名付けました。