名門大学で心理学を教えるJD(ヴィジャイ)は、アル中気味の名物教授。大学の上層部からは何かにつけて批判されるが、腕っぷしの強さと、型破りな行動力で学生たちからは大人気だった。
ある日、生徒たちと彼が実施を主張した学生会長選挙で暴動が起きたため、JDは責任を負い、休職して地方の少年院に赴くことになった。
しかし、そこはギャングのバワーニ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の支配のもと、少年たちが薬物漬けにされて犯罪行為に従事させられていた。
バワー二は、10代のころに両親をギャングに殺されて保護施設に送られ、辛酸を舐めた末に、自身がギャングの元締めとなった冷酷非道な男。
運送業という表向きの商売の裏で、あらゆる犯罪に手を染め、敵や裏切り者を容赦なく殺し、さらなる支配を固めるために政治家になろうと計画していた。
一方、少年院で次第に信頼を得ていくJDだったが、バワーニの支配から逃れるために助けを求めようとした2人の兄弟がバワーニに残酷に殺される。
これにショックを受けたJDは、アルコールを断ち、バワーニの支配を終わらせ少年たちを更生させようと立ち上がる...