37年の短い生涯で、強烈な個性に貫かれた40本以上もの作品を手がけ、ヴェンダース、ヘルツォークらと並んで<ニュー・ジャーマン・シネマ>の代表格と称されたライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督。この度、ファスビンダー美学の極致とも言えるふたつの監督作、『不安は魂を食いつくす』『マリア・ブラウンの結婚』、そしてファスビンダーが原作・脚本・出演を務め、スイスの名匠ダニエル・シュミットが監督した『天使の影』の三作が劇場公開。
【鑑賞料金】
通常料金
(TCGカード会員:1,400円/一般:2,000円/大学・専門学生:1,500円/シニア:1,300円/高校生・中学生・小学生以下:1,000円/HC割引:1,000円)
※株主優待割引など各種割引適用可
※特別興行の為、株主優待券・招待券・各種無料券は使用不可。
戦争末期の混乱の中で、永遠の愛を誓ったマリアの数奇な人生。
運命に翻弄されながらも逞しく生き抜く女性の姿を、
戦後ドイツの復興とともに描いたファスビンダーの代表作
脚本/ ペーター・メアテスハイマー、ペーア・フレーリヒ 撮影 / ミヒャエル・バウハウス 出演 / ハンナ・シグラ、クラウス・レーヴィッチュ、ギゼラ・ウーレン、クラウス・ホルム 1978年 / ドイツ / カラー / 120分
ふたりの男性の間で揺れ動く、ある娼婦の歪んだ愛。
ファスビンダーの戯曲を映像化した『ヘカテ』のダニエル・シュミット監督作、
待望の日本劇場初公開。
監督 / ダニエル・シュミット 脚本 / ダニエル・シュミット、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 撮影 / レナート・ベルタ 出演 / イングリット・カーフェン、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、クラウス・レーヴィッチュ、アードリアン・ホーヴェン 1976年 / スイス / カラー / 101分
夫を亡くした初老の白人女性とモロッコから来た若い外国人労働者。
ふたりはごく自然に惹かれ合って結婚するも、
世間はそれを許さなかったーー。
あまりに美しく残酷な愛の物語、ついに日本劇場初公開。
脚本 / ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 撮影 / ユルゲン・ユルゲス 出演 / ブリギッテ・ミラ、エル・ヘディ・ベン・サレム、バーバラ・ヴァレンティン、イルム・ヘルマン 1974年 / ドイツ / カラー /93分