米国を代表する女性シンガー・ソングライター、キャロル・キングが1973年5月26日にニューヨークのセントラル・パーク内で推定10万人の観客の前で行い、大成功を収めた無料コンサートをドキュメンタリー映画化。この伝説的ライブは公演後50年間未発表のままになっていたもので、絶大な人気を獲得していたキャロル・キングの当時の姿をとらえた貴重なパフォーマンスとなる。
1973年5月26日土曜日、ニューヨークのセントラルパーク内、グレートローン。故郷のブルックリンから14マイルも離れていないこの場所で、シンガーソングライターのキャロル・キングは無料の凱旋コンサートを開催。当時『つづれおり』の大ヒットにもかかわらず、ほとんどライブパフォーマンスを行っていなかったキャロルのニューヨーク帰還ということもあり、推定10万人以上のファンが詰めかけました。意欲作『ファンタジー』のリリースを数週間後に控えたこのコンサートでは、『つづれおり』からのヒット曲はもちろん、『ファンタジー』のレコーディングメンバーを迎えての新たな境地を披露し、伝説のセントラルパーク・コンサートの先駆けとなったのでした。
この伝説的コンサートから長らく未発表となっていた貴重なフィルムが、50年を経た今年、ついに初お目見えとなりました。そして2023年11月、ついに日本でも劇場公開が決定。ヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国順次公開となります。