上映作品

最悪な子どもたちThe Worst Ones

  • カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ!
オーディションで数千人の子どもたちと向き合った経験をもとに描いた、
元キャスティングディレクターと演技コーチの経歴をもつ
監督ふたりの長編デビュー作。

ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれる。選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、怒りをコントロールできないライアン、心を閉ざしたマイリス、そして出所したばかりのジェシーの4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語だった。なぜ問題児ばかりが主役なのか? 監督の狙いとは? 住民たちが訝しむなか、波乱に満ちた撮影が始まり、予想外の展開が訪れるのだが......。

「映画の登場人物」を演じることで「自分自身」と向き合うことになったライアンたち。はじめての体験に格闘し、違う世界に飛びこむことで、彼らのなかの何かが少しずつ変わっていく。

監督
:リーズ・アコカ、ロマーヌ・ゲレ
出演
:マロリー・ワネック、ティメオ・マオー、ヨハン・ヘルデンベルグ、ロイック・ペッシュ、メリーナ・ファンデルプランケ