『リベリオン』『ウルトラヴァイオレット』のカート・ウィマー監督最新作。スティーヴン・キング原作「Children of the Corn」を大幅アレンジ。12歳のサイコ少女が子供を率い、腐った大人たちを血祭りに上げるダーク・アクション。
広大なトウモロコシ畑のある町ネブラスカ州ライルストーン。そのトウモロコシは長らく深刻な不作だった。大人たちはその畑を焼き尽くし、町を捨てようとしていた。牧師に育てられ、トウモロコシ畑を自分の場所としていた孤児のイーデンは、そのトウモロコシ畑には、怪物"歩く者"がいると信じ神様と崇めていた。大人たちがトウモロコシ畑を破壊しようと計画していると知ったイーデンは、他の子供たちを扇動し、大人たちを責める模擬裁判を企てる。それはやがて、拘束した大人を虐殺してしまうという悲劇が起こり、残された大人たちは、怪物"歩く者"の生贄として、とうもろこしの中に追いやられる。そしてイーデンは世界からすべての大人を根絶やしにすると叫ぶのだった。制作途中でコロナ禍に見舞われ、大きく完成が遅れたスティーブン・キング原作の11度目の映画化作品。監督は格闘技"ガン=カタ"で話題になったクリスチャン・ベール主演「リベリオン」のカート・ウィマー。イーデン役は同じくキング原作の大ヒット作「It (イット)」(2017年)に出演していたケイト・モイヤー。