『ロード・オブ・ザ・リング』の
ピーター・ジャクソン率いるWETA制作
亡くなった母親が遺した土地の権利書。
40年間手つかずの廃墟には"ある秘密"が封印されていた―
1978年、オレゴン州。ベンと妻のジュールズは、亡くなったばかりベンの母親から何も聞かされていなかった海岸沿いの廃墟を相続することになり、驚きを隠せない。何が起こるかわからないまま、夫妻は7歳の娘レイアと犬のアーチーを連れて、人里離れたその家に向かう。40年間手つかずのままだったその家は、素晴らしい入り江とビーチを含む景観の上に、不気味な遺物のようにそびえ立っていた。その美しさと静けさから、「なぜこの土地はこれほど長い間秘密にされていたのだろう?」と不思議に思わざるを得なかった。
ジュールズが答えを探して家の中を物色している間、ベンはきれいな水を家に供給するために埋まっている貯水タンクを修理しに行く。巨大でじめじめした暗いタンクの中へと足を踏み入れ、閉ざされていた栓を開ける。そうすることで、長い間眠っていた"ある生き物"を解き放つことになるとは知らずに...。