ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞・脚本賞受賞の『気狂いピエロの決闘』(10)(LBFF11で上映)、ゴヤ賞8部門受賞の『スガラムルディの魔女』(13)(LBFF14で上映)、『ベネシアフレニア』(21)(LBFF21で上映)などで熱い支持を集めてきたアレックス・デ・ラ・イグレシア監督が立ち上げたホラーレーベル「The Fear Collection」からの第3弾となる長編作。女優、脚本家、小説家として活躍するヒミナ・サバドゥが初監督を務めるゴシック・ホラー作品。本国スペインでは11月8日に公開される。
修道女フアナを演じるのは、ビガス・ルナ監督の『マルティナは海』(01)、ペドロ・アルモドバル監督の『トーク・トゥ・ハー』(02)、イザベル・コイシェ監督の『死ぬまでにしたい10のこと』(03)などで脚光を浴びたマドリード出身のレオノール・ワトリング。神父役に『ロスト・アイズ』(11)のパブロ・デルキ。『俺の過ち』(23)のハイメ・オルドニェスらが脇を固める。
超常現象の体験をもつ修道女フアナは、大司教区からの指示により、旧マドリードにある地下迷路の上に建てられた古い教会に連れて行かれる。神父、修道女、祓魔師らと共に足を踏み入れた彼女は、そこには、耳にしていた伝説よりも古い“何か”があることを発見。古代の悪を解き放とうとする超自然の力と対峙することに……。