上映作品

神と恩送り、

ダンス、ドラマ、音楽が交錯し、感情を静かに揺さぶる――

短編ドラマとダンスを融合させた『アラサー女子と神、居候』の続編として誕生した本作『神と恩送り、』。
本作は、俳優・監督として活動する乙木勇人が発起人となり、俳優/振付師の松本稽古、ミュージシャンの西郷葉介とともに映画制作チームを立ち上げた意欲作です。

主演の美海役には、元AKB48の"バラエティ担当"として強烈な印象を残した中西智代梨。
もう一人の主人公・彩織役には、舞台『アサルトリリィ』『トワツガイ』などで注目を集める俳優・梅原サエリがW主演として出演。
彩織の母親役には、「20世紀最後の正統派アイドル」と称され、『南くんの恋人』『ショムニ』などで知られる実力派女優・高橋由美子が出演し、世代を超えて心に響く演技を見せています。

監督・脚本・編集を手がけた乙木勇人は、25歳という若さながら、独自の映像感性と人間の感情を丁寧に描く演出力で頭角を現している新鋭クリエイター。独特な会話のリズム、繊細に揺れる感情、そしてこだわり抜かれた映像美によって、多くの観客を魅了しています。
振付を担当する松本稽古は、宝塚歌劇団やテーマパーク、2.5次元舞台などで数々の振付作品を手がけてきた実力派。俳優としても出演しながら、ドラマとシンクロするような"物語性ある振付"で、本作に深みと詩情をもたらします。
音楽を手がけた西郷葉介は、叙情的なメロディと繊細な音作りに定評のあるミュージシャン。彼の手がける楽曲は、ダンスシーンと呼応しながら、登場人物たちの内面を豊かに描き出し、観る者の心にそっと寄り添います。

本作はクラウドファンディングや一般オーディションを経て制作され、2023年9月より東京都足立区と千葉県鋸南町の協力のもと撮影を敢行。2024年4月に行われた先行上映会(大塚・渋谷・名古屋)は、全回満席の好評を博しました。

ダンス、ドラマ、音楽が交錯し、感情を静かに揺さぶる----
『神と恩送り、』は、現代を生きる誰もが抱える「痛み」と「希望」にそっと寄り添う、あたたかな物語です。

監督・脚本・編集
:乙木勇人
製作総指揮・振付
:松本稽古
音楽総指揮
:西郷葉介
キャスト
:中西智代梨(元AKB48)、梅原サエリ、竹石悟朗、松本稽古、太田奈緒(元AKB48)、佐藤智広、鈴木智晴、堀之内良太、中野裕理、市島琳香、龍人、相澤瑠香、田名瀬偉年、小林実結、畠山夏実、武藤晃子、亀岡孝洋、齋藤伸明、関根耀、富田麻帆、南翔太、高橋由美子