上映作品

私たちの話し方The Way We Talk (原題:我今天怎麼說)

132分 香港

  • 2024年金馬奨 最優秀主演女優賞(ジョン・シュッイン)受賞
  • 2025年香港電影金像奨 7部門ノミネート

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自分の言葉で伝えたい。
異なる環境で育った20代の3人のろう者。
ありのままの自分で生きようと模索する、若者たちの青春群像劇

3歳で聴力を失い、人工内耳(※)を装用することで、「聴こえる人」として"普通"の生活を送ろうとしているソフィー。生まれながらのろう者であり、自身が手話話者であることを誇りに思っているジーソン。そして、ジーソンの幼馴染で、手話と口話を使いこなす、人工内耳装用者のアラン。ある日、人工内耳を推奨するアンバサダーとして、アランとソフィーは出会う。しかし、とあるイベントでソフィーが「科学が発展すれば、この世からろう者はいなくなる」と発言したことに、ジーソンは激怒する。最悪な出会いから始まった3人の関係は、それぞれの生き方に思いがけない変化をもたらしていく――

※人工内耳とは、聴覚障がいがあり、補聴器では十分な効果が得られない人がつける医療器具。受信コイルを皮下に挿入するため、手術が必要。外部に送信コイルなどの器具を付けることで使用できる。

監督
:アダム・ウォン(黄修平)
出演
:ネオ・ヤウ(游學修)、ジョン・シュッイン(鍾雪瑩)、マルコ・ン(吳祉昊)

INTRODUCTION

香港映画界の新たな才能と、多様な俳優たちのアンサンブル

ろう者のアイデンティティの確立という社会課題を青春ドラマに昇華させたのは、香港の俊英、アダム・ウォン監督。ソフィーにはラジオDJ出身のジョン・シュッイン。パンサー・チャンの主題歌「What If」の作詞も担当し、今回の演技で第61回金馬奨の最優秀女優賞を受賞。ジーソンには若手演技派でYoutuberでもあるネオ・ヤウ。一年間におよぶ猛特訓に挑み、手話を体得した。アランには中等度難聴で実生活でも口話と手話を使う、演技未経験のマルコ・ンを大抜擢。また、少年時代のジーソンとアランを演じた2人、中等度難聴のネイザン・チェン、コーダ (※)であるジェシー・ウォンのいきいきとした演技からも目が離せない。スタッフ、キャスト、エキストラとして、聴こえない人、聴こえにくい人、聴こえる人が協力して、本作を作り上げた。

昨年2月に香港で公開されると、若者を中心に大きな話題を呼び、2025年上半期、香港での香港映画興行収入ランキングでNo.1に輝いた。香港のアカデミー賞にあたる第43回香港電影金像奨では作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞を含む計7部門にノミネートされる快挙を果たした。さらに、第61回金馬奨(台湾)ではジョン・シュッインが最優秀主演女優賞を受賞。日本では3月、第20回大阪アジアン映画祭で初上映され、満席の盛況となりスペシャル・メンションを獲得。続く11月には、東京・高円寺で開催された「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」にてアダム・ウォン監督が来日し、熱気あふれるティーチインも実施された。


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