主人公は、聴覚に障がいのある20代の3人の若者。3歳で聴覚を失い、人工内耳を装用して「聞こえる人」として"普通"の生活を送ろうとしているソフィー。生まれながらのろう者として手話話者であることに誇りを持っているジーソン。手話と口話をこなすバイリンガル、人工内耳装用者のアラン。手話禁止で、口話教育を推進するろう学校で出会ったジーソンとアランは、お互いの環境の違いを感じながらも、親友のまま大人になる。人工内耳を推奨するアンバサダーとしてアランとソフィーが出会うが、人工内耳の推進イベントで「科学が発展すれば、この世からろう者はいなくなる」とソフィーが語ったことに、ジーソンが激怒して――。それぞれ異なる立場と感情を抱えた3人の男女の変化と成長をみずみずしく描く。