幼少期に「実母が隣家の息子とダイナマイト心中」という驚愕の体験をした少年「末井昭」は、高校を卒業と同時に工場に就職したあと、上京してグラフィックデザイナー目指すが、ひょんなことからエロ雑誌業界の世界に入り込んでしまい、やがて写真家・荒木経惟とのコンビで80年代を席巻した伝説のエロ雑誌「ウィークエンド・スーパー」「写真時代」などの名編集長となってゆく――。
名編集長と知られる末井昭氏が自身の半生を書き、1982年に刊行され、その後二度に渡り文庫化され永らく愛されてきた名エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」を、『ローリング』『南瓜とマヨネーズ』の冨永昌敬監督が遂に映画化! 音楽は冨永監督と『パビリオン山椒魚』『パンドラの匣』とコンビを組んできた菊地成孔が担当。