累計販売数170万部を突破した人気女性コミック『違国日記』の映画化が決定!
原作は、映像化された名作漫画を数多く輩出する女性コミック誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて2017年7月号から掲載がスタートした同名漫画。人見知りな30代女性と縁遠い姪のまったく性格も異なる2人の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出し、また10代の繊細な心情が描かれている本作は、"心が救われる" "人生の本棚直行"と、多くの人々の心を掴み、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得し話題になった。主演に新垣結衣を迎え、2024年6月7日に公開。
人見知りな小説家の高代(こうだい)槙生(まきお)(35)と、その姪・田汲(たくみ)朝(あさ)(15)の女同士の同居奇譚。きっかけは、葬式での一コマだった。交通事故で両親を亡くした朝に、無神経な言葉を吐く親族たちと盥回しにされる朝の様子を見た槙生が、我慢ならず勢い余って私が引き取ると啖呵を切ったのだ。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑する。なかなか理解し合えない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに傷と向き合うようになっていく――。