1 / 29 [金] 公開
タイトルの「1/60 秒」が指すのは、ウメハラが切り開いてきた"格ゲー"の世界の厳しさ。格闘ゲームの世界では、1 秒間を60 のフレームに分けて映像や動きを処理する、わずか1 フレーム=1/60 秒単位での判断や操作が勝敗を左右することもあります。そんな一瞬の攻防が繰り広げられる世界で、20 年以上にわたり第一線で活躍してきたのが、"ウメハラ"こと梅原大吾。
物語は、梅原がプロe スポーツチーム「REJECT」へ加入し、新たな環境へ身を投じるところから動き始めます。長年、一人のプレイヤーとして勝負と向き合ってきた梅原が、仲間とともに戦う新たな挑戦へ。そこで待ち受けていたのは、これまでとは異なる戦い方、勝利への重圧、思うような結果が出ない苦しさ、そして自らの限界との戦いでした。勝利も、敗北も、葛藤も、そのすべてをカメラは追い続ける。そしてその先で梅原が挑むのは、自らが立ち上げた格闘ゲームイベント「獣道」での大一番。
REJECTへの加入から、「獣道」の舞台に立つまで――。本作は、伝説的プロゲーマーとして知られる梅原大吾に起きた、激動の1 年間に密着。40代を迎え、すでに数々の実績を残してきた男は、なぜもう一度、新たな戦いへ向かうのか。
"伝説"となった男が再び自らを更新しようとする1年間を追った、現在進行形ドキュメンタリーだ。
梅原大吾(うめはら・だいご)
日本人初のプロ格闘ゲーマー。その本能的かつ野性的なプレイスタイルから、海外では「The Beast(ザ・ビースト)」の愛称で親しまれ、世界中のゲームファンから圧倒的なリスペクトを集めるカリスマ。
15歳の時に格闘ゲームの全国大会で優勝し、国内最強の座を確立。1998年、17歳で日米決戦を制して世界一となる。2004年にアメリカで開催された世界最大の格闘ゲーム大会「EVO 2004」において、絶体絶命のピンチから大逆転を収めた試合は「背水の逆転劇(EVO Moment #37)」と呼ばれ、20年を経た現在もプロゲーム史で語り継がれる伝説となっている。
2010年、米国企業とスポンサー契約を締結し、日本人初のプロ格闘ゲーマーとなる。同年にギネス世界記録に認定され、以降も数々のタイトルを獲得。現在も現役のプロプレイヤーとして第一線で活躍している。