12 / 6 [金] 公開
110分 オーストリア・イギリス・ドイツ・フランス・デンマーク・カタール
Ⓒ COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023
子供を育てるのは親?教師?それとも?
名門校に赴任してきたカリスマ教師ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)は、「conscious eating(意識的な食事)」と呼ぶ新しい教科を導入する。彼女の指導により生徒たちは食事の量を減らし、社会規範に挑戦していくが、事態は危険な方向へと発展していく... 主演は『アリス・イン・ワンダーランド』『クリムゾン・ピーク』『イノセント・ガーデン』などハリウッド大作から個性派監督の作品まで出演し続ける演技派ミア・ワシコウスカ。監督は、長編デビュー作『Lovely Rita ラブリー・リタ』(01)がカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され注目を集め、その後『ルルドの泉で』(09)ではベネチア国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞、『リトル・ジョー』(19)では第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品されるなどオーストリア出身の気鋭監督ジェシカ・ハウスナー。
名門高に赴任してきた教師のノヴァクは、「conscious eating(意識的な食事)」という「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」と生徒たちに教える。彼女の影響で、生徒たちは過激になり、食べることを完全に止められると考えるようになる。そして、クラブ・ゼロと呼ばれる謎のクラブに参加する。親たちが事態に気づき始めても、時すでに遅く、クラブ・ゼロのメンバーは親に逆らい、ついにノヴァクの信念に従うことになる―