9 / 4 [金] 公開
26歳のジョーは、定職に就けず、携帯料金の支払いにも窮する日々の末、ネットで見つけた高収入のアルバイトに応募し、詐欺の世界に足を踏み入れる。口から出まかせの才を詐欺団のトップ、ホワイト氏に買われ、かつてテレビ局で脚本統括を務めていた"脚本家"ジョアンから、「55歳・フランス人石油エンジニア・アラン」という役を与えられ、マッチングアプリでベロニカに接触する。 一方のベロニカは52歳。冷静沈着な産婦人科医だが、アプリには「25歳・香港人看護師」として登録し、外国人との恋愛を夢見ていた。離婚協議中に夫を亡くして以来、空虚な時間を送っていた彼女は、"アラン"とのやり取りに次第にのめり込み、送金を重ねていく。正体を伏せたまま信頼を築きながらも、ジョーはベロニカに罪悪感を覚え始める。
やがてジョーは、ベロニカの過去の札幌旅行のSNS投稿を目にし、彼女を札幌へと誘い出すのだが――。