上映作品

<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事

95分 日本 東京テアトル配給作品

3年間、100回の密着取材。なぜこの作品がこんなにも人の胸を打つのか。比類なき創作の姿に迫るドキュメンタリー

2016年11月12日に公開され、深い感動の輪を拡げていき、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞など、国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼んだ、映画『この世界の片隅に』。このドキュメンタリーは、多くのファンと上映劇場の熱意に支えられてきた本作の公開後、3年近くにわたる100回の取材で監督・片渕須直の日々に迫る。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の制作、全国の映画館での舞台挨拶、その映画館に足を運ぶファン達との交流。そして、妥協なきリサーチの日々。『この世界』を通じて見えてきたのは、数多くの<片隅>に生きる人々の姿。彼らひとりひとりを大切にし、向き合ってきた、監督・片渕須直の生き方そのものではないだろうか。

■STORY
2019年10月28日、監督・片渕須直は東京国際映画祭のレッドカーペットを、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』主演女優のんと歩いている。2016年11月に始まった映画『この世界の片隅に』の公開から約3年。そこには、日本全国で行われた数多くの舞台挨拶、海外の映画祭への参加、そして『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開に向けて、徹底的なリサーチと圧倒的なこだわりを持ってアニメーション制作に臨む監督の姿があった...。

監督
:山田礼於
出演
:片渕須直、のん、岩井七世、花澤香菜、浦谷千恵、松原秀典、伊藤憲子、コトリンゴ、柴崎憲治、川本三郎
語り
:中井貴惠
撮影
:長田勇