上映作品

メイド・イン・バングラデシュ

世界の繊維産業を支えるバングラデシュ。
国内の縫製工場労働者の80%が女性で平均年齢は25歳。
その過酷な労働環境と低賃金に、
たったひとりの女性が立ち向かう

バングラデシュ独立戦争下で敵兵と恋に落ちた女性を描いた"Meherjaan"(2011)、タゴールの詩を背景に葛藤する女性を描いた"Under Construction"(2015)が各国の映画祭で高く評価された、バングラデシュの気鋭ルバイヤット・ホセイン監督、待望の日本初公開作。3年以上のリサーチを経て、10代半ばからバングラデシュの労働闘争に関わってきたダリヤ・アクター・ドリの実話を元に完成させたヒューマンストーリー。陰影のある美しい映像は、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の『アンジェリカの微笑み』などで知られるサビーヌ・ランスラン。

監督/脚本/製作
:ルバイヤット・ホセイン
キャスト
:リキタ・ナンディニ・シム、ノベラ・ラフマン