富野由悠季が原作・脚本・総監督を務め、2019年に全5部作として始動した『Gのレコンギスタ』の劇場映画化が、ついに最終局面に突入! 物語も折り返しを過ぎ、クライマックスへと突入していく第4部「激闘に叫ぶ愛」、第5部「死線を越えて」の2部作が、この夏、連続公開されることが決定した。
テレビシリーズの素材をベースに、ハイクオリティ化を図る形で進められてきた劇場映画化だが、第4部と第5部では、完全新規カットの量が大幅にアップ。その結果、物語自体もテレビシリーズをアップデートした形へと進化。富野由悠季総監督が新たに目指す、劇場版『Gのレコンギスタ』の最終局面はどのように描かれるのか? 人類の未来を見据える壮大なスケールの物語の決着がついに訪れる。
【あらすじ】
資源の枯渇した地球を救うエネルギーである「フォトン・バッテリー」。地球では製造することのできないこのエネルギー装置は、金星宙域のビーナス・グロゥブにある「ヘルメス財団」が生産と供給を独占していた。「フォトン・バッテリー」を巡る戦いを止めるため、ベルリ・ゼナムとアイーダ・スルガンが乗るメガファウナは、ついに金星宙域に到達。地球への帰還=レコンギスタ作戦を目論むジット団の攻撃を退けたベルリは、アイーダと共にビーナス・グロゥブを統治するラ・グー総裁との会談の機会を得る......。