上映作品

ROMAN PORNO NOW

私の〝好き〟の物語。
そろそろ愛について話さない?

ROMAN PORNO 50th ANNIVERSARY
昭和、平成を駆け抜け、遂に令和で50年――。
半世紀続くレーベルの最新作は、名実ともに個性派の監督たちが描く、3つの愛のかたち。
時代の「今」を切り取ったロマンポルノ新企画<ROMAN PORNO NOW>始動!

監督
:松居大悟、白石晃士、金子修介

日活が1971年に製作を開始した「日活ロマンポルノ」が、2021年11月20日で生誕50周年を迎えました。
1作目が封切られて以降、数々の名作が誕生し、昨年の第78回ヴェネツィア国際映画祭のクラシック部門(ヴェニス・クラシックス)で『㊙色情めす市場』が初選出されました。日活は、これまで以上にロマンポルノ作品の多様性・エンタテインメント性・芸術性を訴求するために、ロマンポルノ50周年記念プロジェクトを実施しております。プロジェクトの一貫として、現代のさまざまな生き方や個性を応援する、時代の「今」を切り取った新企画「ROMAN PORNO NOW(ロマンポルノ・ナウ)」を立ち上げ、新作3本を製作いたしました。個性派の監督たちが、多彩なジャンルで女性の強さや美しさを描きます。

 日活ロマンポルノとは 

日活が1971年に打ち出した当時の映倫規定における成人映画のレーベル。 「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は70分程度」などの一定のルールと、製作条件を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、監督たちスタッフは限られた条件の中で新しい映画作りを模索し、さまざまな表現に挑戦した。製作終了した1988年までの17年間に、約1,100本もの作品を公開し続けた結果、多くのスタッフ・キャストが育っていき、映画史においては、最もセンセーショナルな作品レーベルとして、現在も国内外で高く評価されている。

 ROMAN PORNO NOWとは 

ロマンポルノ50周年記念プロジェクトの新作映画製作における企画名。 半世紀にわたり、多彩なジャンルで女性の強さや美しさを描き、愛され続けてきたスピリットを継承。現代のさまざまな生き方や個性を認め応援する、時代の「今」を切り取った新作映画を製作する。  
 

作品紹介

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松居大悟 『手』

おじさんの写真を撮っては、コレクションするのが趣味のさわ子。これまで付き合ってきた男性はいつも年上ばかりなのに、父とはなんだか上手く話せずギクシャクしていた。そんな時、同年代の同僚・森との距離が縮まっていくにつれて、さわ子の心にも徐々に変化が訪れる―――。

出演:福永朱梨、金子大地
監督:松居大悟(『くれなずめ』『ちょっと思い出しただけ』ほか)
脚本:舘そらみ
原作:山崎ナオコーラ「手」(『お父さん大好き』文春文庫)
2022年/99分/R18+/日本 ©2022日活
9/16(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、9/23(金)シネ・リーブル梅田にて公開

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白石晃士 『愛してる!』

ドキュメンタリーの密着取材を受ける地下アイドルのミサは、SMラウンジ“H”のオーナーから、素質を見込まれ女王様としてスカウトされる。困惑するミサだったが、人気女王様・カノンとの出会いで、知らなかった快感に目覚める。そして、アイドルとSMの世界を駆け上がろうと決意をするが・・・。

出演:川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい
監督:白石晃士(『貞子vs伽椰子』『不能犯』ほか)
脚本:谷口恒平
2022年/94分/R18+/日本 ©2022日活
9/30(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、10/7(金)シネ・リーブル梅田にて公開

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金子修介 『百合の雨音』

過去のトラウマから恋愛に臆病になっている葉月は、憧れの上司・栞に秘かに想いを寄せている。一方、凛とした佇まいの栞もまた、夫との関係に思い悩んでいた。ある大雨の晩、お互いの心の隙間を埋めるかのように身体を寄せ合い一線を越えてしまうふたりだが・・・。

出演:小宮一葉、花澄
監督:金子修介(『宇能鴻一郎の濡れて打つ』『デスノート』ほか)
脚本:高橋美幸
2022年/84分/R18+/日本 ©2022日活
10/14(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、10/21(金)シネ・リーブル梅田にて公開