'時流にも無頓着、まるで少年のように自分のやりたいことだけに夢中
「仙人」と呼ばれた画家・モリ94歳。
ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しんでいる(?)
笑顔がチャーミングな妻・秀子76歳。
画家が愛する庭と小さな生命たち、
老夫婦のお茶の間に集う人々のある夏の日。
それは、愉しくて、温かくて、かけがえのない物語。
<STORY>
昭和49年、東京・池袋。老夫婦に魅せられて、若い写真家さんやら画商さんやら近所の人やら得体の知れない人やら...熊谷家はいつも賑やか。
今日もまた、モリとモリを愛する人々の、なんでもない、でもちょっとオカシナ一日が始まる―
仕事や、家庭や、いろいろと大変な現代。ほんのひととき、あなたもモリの庭で深呼吸してみませんか?