売れない俳優、道夫、郡司、えのけん、の三人が共同で暮らす一軒家に、ある日、元カノの手紙と共に、置いていかれた女の赤ちゃん。彼らは、その子をどんちゃんと名づけ、友達の坂本とあかりを巻き込み、戸惑いながらも、どんちゃんの子育てをすることに。やがて、どんちゃんの成長とともに、季節は動いていき、どんちゃんとの生活は、彼らを少しだけ変えていく。
俳優仲間たちと、自身の娘の生後半年から3歳半までを、遊ぶように、ハンディーカムで定期的に撮影していったものが、次第に面白くなっていき、やがて映画になっていきました。当初は、4話程度の短いドラマを何本か作るつもりでしたが、全部繋げて、一本の長い映画にすることにしました。泣き声しか出せなかったどんちゃんが、実際に成長して、セリフを喋るようになるまでが、一本の映画に収められています。
※BD上映