上映作品

ラーゲリより愛を込めて

133分 日本

運命に翻弄されながら再会を願い続けた2人の11年に及ぶ愛の実話―

運命に翻弄されながら再会を願い続けた2人の11年に及ぶ愛の実話―
「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」
零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きる男が実在した――
第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ一人、生きることへの希望を捨てなかった人物...、それが山本幡男<やまもと はたお>である。ラーゲリでの劣悪な環境により栄養失調で死に逝く者や自ら命を絶つ者、さらには日本人捕虜同士の争いも絶えない中、山本は生きることへの希望を強く唱え続け、仲間たちを励まし続けた。自身もラーゲリに身を置き、わずかな食糧で過酷な労働を強いられていたが、仲間想いの行動とその力強い信念で多くの捕虜たちの心に希望の火を灯した。
そんなラーゲリで一筋の希望の光であった山本幡男の壮絶な半生を、その高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮和也が演じ、映画化されることが決定。そして、時代に翻弄されながらも愛する夫を信じて待ち続ける山本幡男の妻・山本モジミを、様々な役を演じ分ける実力派俳優として男女問わずに高い人気を得ている、北川景子が演じる。
更に、山本と共に極限のラーゲリを生き抜く捕虜仲間として、豪華キャストが集結。戦禍で友人を亡くしたトラウマから自身を「卑怯者」と思い悩む松田研三を松坂桃李、最年少でムードメーカーの新谷健雄を中島健人、昔ながらの帝国軍人として山本に厳しくあたる相沢光男を桐谷健太、過酷な状況下で心を閉ざしてしまう山本の同郷の先輩・原幸彦を安田顕が熱演する。また、山本幡男の長男・顕一の壮年期を、テレビドラマ「収容所から来た遺書」(93/CX)で山本幡男を演じた寺尾聰が担う。日本映画界を牽引する演技派俳優陣の共演により、観る者の心を掴んで離さない珠玉の人間賛歌がスクリーンに描き出される。撮影は2021年10月下旬から12月下旬に行われ、2022年12月9日(金)に公開となる。生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光を灯す、心震わす〈愛の実話〉が誕生する。


第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア...。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する捕虜たちに彼は訴え続けた――
身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田や、旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢らに敵視されながらも、山本は分け隔てなく皆を励まし続ける。更に、元漁師の純朴な青年・新谷には学問を教え、過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原にも声をかけ続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。
終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。
誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には彼の体は病魔に侵されていた...。体はみるみる衰えていくが、愛する妻との再会を決してあきらめない山本。そんな彼を慕うラーゲリの仲間たちは、厳しい監視下にありながらも、山本の想いを叶えようと思いもよらぬ行動に出る。そしてモジミに訪れる奇跡とは――

キャスト
:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾聰 桐谷健太 安田顕
監督
:瀬々敬久(『64-ロクヨン-』)
原作
:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)


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埼玉県