幼女誘拐犯を取り逃がし、自責の念に苛まれた警官の12年間に渡る執念の追跡劇!!その国際捜査で暗躍する人身売買組織、更には人間のダークサイドを暴いた衝撃の問題作!
[ 未体験ゾーンの映画たち2023 上映作品 ]
1月6日(金)より上映 ヒューマントラストシネマ渋谷
STORY
ポーランドで4歳の幼女ウーラが誘拐された。母親は誘拐犯のトラックを見つけ車で追いかけるが、スピード違反で警察官ロベルトの尋問にあい、ロシア国境の検問所でトラックに逃げられてしまった。母親に責め立てられ、自責の念に駆られたロベルトは、国際捜査に乗り出す。3年後、ロシアでウーラにつながる痕跡が発見され、ロベルトは現地へ向かうが、一歩遅くウーラたちは別の組織に売買されていた。5年後、ウーラは英国で小児性愛者が集う秘密屋敷にいた。情報を入手したロベルトは屋敷に潜入するが、身元がばれて救出に失敗。その後、アジアに売られてしまったウーラを探し求め、ロベルトはタイへと向かう。しかし、長年の追跡捜査で彼自身がある症状に蝕まれてしまっていた…。
INTRODUCTION
ポーランド版『セブン』と評されたNetflix映画「ブレスラウの凶禍」、そして、爆弾魔の顛末を描いた『エクソダス 爆弾に憑りつかれた男』等、猟奇的な人間の生き様を描く作風で注目されている鬼才パトリック・ヴェガ監督最新作。
毎年、世界中で150万人の子どもたちが小児性愛者からの性的搾取、臓器売買、儀式などのために売られているとの説が存在するが、パトリック・ヴェガ監督が、国際的な児童人身売買の実態に切り込んだ『イースタン・プロミス』『闇の子供たち』に続く衝撃作!4歳で誘拐された幼女が、ポーランド、ロシア、英国、タイなど4ヶ国に渡り売買されていく過程で、彼女が直面する猟奇的な裏社会が赤裸々に描かれる!一方で、幼女誘拐犯を取り逃がし、自責の念に苛まれた警官の12年間に渡る執念の追跡劇が進行していく。その国際捜査において暗躍する人身売買組織、更には露わになる人間の暗黒面を暴いた超問題作だ!そして、終わりなき闘いは、衝撃のクライマックスを迎える!!