上映作品

美男ペコパンと悪魔

巨匠ヴィクトル・ユーゴーの遺した幻想小説を世界初の実写映画化

現代の東京。交際中の高校生、隼人と亜美はある日、些細な事で喧嘩してしまう。別れた後に隼人は交通事故に遭い、意識不明に...。自分を激しく責めながら憔悴する亜美は、ふと隼人の鞄に入っていたヴィクトル・ユーゴー著の『美男ペコパンと悪魔』を手に取り、読み始める。
ゾンネック城主のペコパンは、狩りの名人で、美男子だった。ペコパンは、ファルケンブルク城主の美しき娘・ボールドゥールと婚約する。ボールドゥールとの婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出かけ、その狩りの腕前が宮中伯に認められたペコパンは、どんどん出世していつしか世界中を旅することに...。カブトムシ人間、バッタ人間、青銅の巨人ニムロデ、悪魔アスモデなど様々な怪物との対峙を乗り越えボールドゥールの許に帰ってきたペコパンに、驚愕の真実が待ち受けていた...。
現代と中世の世界が交差していく異次元世界の中、隼人と亜美の未来は...?

中国を拠点に世界的に活躍中のSAZEN LEE、 オスカー監督のギレルモ・デル・トロから作品を絶賛された米山啓介、 カプセルトイ「空想生物図鑑」が人気のムラマツアユミ。新進気鋭のフィギュア・アーティストが集結し、この映画のため劇中に登場する数々のクリーチャーをデザイン。そのクリーチャーたちを鬼才の映画監督でありCG ディレクターとしても高名な松田圭太がCG、SFXを駆使してダーク・ファンタジーの世界を見事に具現化した。

企画・製作総指揮
:堀江圭馬
監督・脚本・編集・VFX
:松田圭太
出演
:阿久津仁愛、下尾みう、吉田メタル ほか
原作
:ヴィクトル・マリー・ユーゴー「美男ペコパンと悪魔」(翻訳 :井上裕子)