2014年、ウクライナ。真夜中、キーウの外科医であるオレクサンドルに、息子コスチャの携帯電話から着信が。電話の発信者によると、コスチャは志願兵として軍隊に入隊し、「ゴースト」と名乗る元警官に捕らえられたという。息子を解放するためには、3日後に戦いの最前線に行き、身代金を支払わなければならない。息子を助けたい一心で、オレクサンドルは、精鋭部隊とともに戦場へ向かうことを決意。しかし、そんな彼の前に冷酷なロシアの大佐が立ちはだかり、何もかも予定通りにいかない。
一本の電話によってオレクサンドルたちの人生は一変し、それぞれが生死を賭けた選択を迫られることになる―。