全世界を笑いと涙に包んで大ヒット!
2015年から、いまだインド映画世界興収歴代第3位を継続中には理由がある!
2015年、1本の映画が世界を笑いと感動に包み込んだ。底抜けにお人好しなインド人の青年と、声を出せないパキスタンからの迷子の少女の二人旅を、国や宗教、人間愛についてのメッセージと、ほっこりとした笑いに包んで描き、世界中から人種や信条を超えた熱い支持を受けたのだ。
インドでは2015年の興行収入No.2の大ヒットとなり、国内映画賞では30近くもの賞を獲得。全世界でも150億円に迫る大ヒットを記録しており、映画批評サイトRotten Tomatoesの満足度は驚異の100%をマーク。公開から3年を経た現在も、インド映画として「ダンガル きっと、つよくなる」「バーフバリ 王の凱旋」に次ぐ世界興行成績歴代No.3をキープしている。
※上記は2019年1月公開当時のものです。
インドで最も影響力のある大スターと、弱冠6歳の名女優に大喝采!
主人公パワンを演じるのは、インド映画界で最も影響力のある<3大カーン>のひとり、サルマン・カーン。本作のプロデューサーも兼ねる彼が、これまでの肉体派アクションスターのイメージを一新して、お人好しな青年パワンを応援せずにはいられないイノセントな魅力で演じ、これまでのキャリアで最高の評価を獲得した。
声を出せない迷子シャヒーダー役で、誰もが心惹かれる豊かな表情を見せてくれるのは、5,000人のオーディションから選ばれ、本作で超人気子役となったハルシャーリー・マルホートラ。撮影当時弱冠6歳ながら、表情と目だけで強い印象を残す好演で新人賞を多数受賞した。
その他、「きっと、うまくいく」のカリーナ・カプール、「LION/ライオン 25年目のただいま」のナワーズッディーン・シッディーキーなど、日本でも馴染みのある顔ぶれが集結した。
「タイガー 伝説のスパイ」でもサルマンとコンビを組んだカビール・カーン監督は、
インドからパキスタンへの旅を描くにあたり、インド各地でロケを敢行。大都市のデリーをはじめ、パキスタン国境付近のパンジャーブ、ラジャスタンのタール砂漠カシミールの山岳地帯など、インドの壮大な大自然がスクリーンに彩りを与えている。
底抜け正直者のインド青年と、声をなくしたパキスタンの迷子。 ふたりの旅が、世界にステキな奇跡を巻き起こす!
パキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー(ハルシャーリー・マルホートラ)。幼い頃から声が出せない彼女を心配したお母さんと一緒にインドまで願掛けに行くが、帰り道で一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワン(サルマン・カーン)だった。
父の友人ダヤーナンド(シャーラト・サクセーナ)の家に居候しながら、愛する彼女、ラスィカー(カリーナ・カプール)との結婚を夢見て日夜奮闘するパワンは、底抜けの正直者でお人好し。これも、ハヌマーンの思し召しと、母親とはぐれたシャヒーダーを預かることにしたが、声の出せないシャヒーダーがどこに住んでいるのかさっぱり分からないまま、楽しい日々が過ぎていく。
そんなある日、ひょんなことから彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって驚愕するパワン。歴史、宗教、経済など様々な部分で激しく対立するインドとパキスタン。厳格な彼女のお父さんから「すぐに故郷に帰せ!」と一喝されて、一度は、怪しい旅行代理店にシャヒーダーを預けてみたものの、可愛いシャヒーダーは売春宿に売り飛ばされそうになってしまう。
遂に、パワンは、パスポートもビザもなしに、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意した。インド人のパワンにとっては、近くて遠い国パキスタン。国境では警備隊に捕まり、パキスタン国内ではスパイに間違われて警察に追われる波乱万丈の二人旅。
果たしてパワンは無事にシャヒーダーを母親の元へ送り届けることができるのか?
そこには、思いもよらなかった奇跡が待っていた…