上映作品

徒花-ADABANA-

94分 日本

私が生きるために、私を殺す。という選択。

タイトルの『徒花』(あだばな)とは、咲いても実を結ばずに散る花、「無駄な花」を意味する。
国家により、ある"最新技術"を用いて【延命治療】が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に侵された時、全く同じ見た目の自分である"それ"が提供されたら?そして、病の身代わりになってくれたら?
甲斐さやか監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。現代に解き放つ、命の問題作!

【STORY】
ウイルスの蔓延で人口が激減し、延命措置として上層階級の人間だけに「それ」の保有が許された。死が身近に迫る新次(井浦新)は、臨床心理士まほろ(水原希子)に自分の「それ」に会わせてほしいと懇願する。新次の「それ」は、自分と同じ姿をしながらも、異なる内面を持ち、純粋で知的であった。「それ」と対面した新次は、次第に「それ」を殺してまで、自分は生きながらえるべきなのか、心が乱されていき...。

監督/脚本
:甲斐さやか
出演
:井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏


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